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はるかぜどりに、とまりぎを。2nd Story

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はるかぜどりに、とまりぎを。2nd Story

はるかぜどりに、とまりぎを。2nd Story
ブランドSkyFish
発売日2010年1月29日
原画蔓木鋼音 / 唐辛子ひでゆ / ひなた睦月 / ゆき恵 / コバぴょん
シナリオ弘森魚 / 御厨みくり / 素浪人 / 巳無月
音楽MANYO

 夏コミが終わったので、積んでたエロゲもちまちまプレイできるようになりました。ああ心が和む。
 いやあ、エロゲって本当に良いものですね!
 勢い余って立て続けに三本ほどクリア。ワイは猿や!

 というわけで久々のレビューは、かの SkyFish の春にゃんラブラブ終末世界エロゲ、以前レビューした「はるかぜどりに、とまりぎを。」の続編、「はるかぜどりに、とまりぎを。2nd Story ~月の扉と海の欠片~」をお送りします。

続編は初代を越えない? そんなのは迷信だ!

 今回は前作の主人公、我らがクールなHENTAIイケメン沖奈真語くんのパパにして自由すぎるお好み焼き職人、白鳥 亘くんのお話ですので、時系列的には二十年近く前。このシリーズは主人公が世襲制なんやろか。
 といっても前作プレイしてなくても無問題なので安心だ! てゆーか前作のイメージでプレイするとすんごい度肝抜かれます。

 それは小雪の舞うクリスマス・イブ。
 幼なじみに頼まれて(命令されて)、サッソウとバイクでケーキを買いに行った帰りの亘くん。
 ド派手に事故って入院しました。そりゃコケるわい。
 幸い外傷はほとんどなかったものの、なぜか長期入院となる亘くん。
 そこで出会ったのは「入退院のエキスパート」を自称する、一人の少女でした。

 いや最初はびっくりしましたよ。なにがってあーた、公式サイトで紹介されてるヒロイン達が、いつまでたっても一向に出てくる気配ないんだもん!
 しばらくプレイしてて「あ、二部構成なんだ。そういや前作も三部構成だったのう」と理解しましたが、今回は開始時期を選択できるわけではないので要注意。

 地球温暖化の影響で、年々海に沈む街。
 自分の死期を悟る「サトリ病」と呼ばれる奇病によって、総人口の半数を失った世界。
 前作では登場人物はおろかプレイヤーですらその存在を忘れていたこれらの設定も、今回は見事に生かされてていい感じ。一気に読めますぞえ。
 世界観や心理描写なども丁寧に書かれているので、前作を凌ぐ出来と言っても過言ではないでしょう。
 惜しむらくはストーリーを詳細にレビューするとどうしてもネタバレになってしまうことくらいでしょか。てなわけで今回ストーリーに関してはほとんど書いてないのだす。辛い。書きたい。

パパも昔はモテたのよ春音ちゃん

 とゆーことでストーリーは飛ばして、ちゃちゃっとヒロインレビューへ。
 ちなみに今回は皆同級生かつ彼氏ナシなので、女教師とのただれた関係とか親友の彼女寝取っちゃうとかのインモラル属性はないですぞ。

織姫 星(おりひめあかり)

 「ほし」ではありません「あかり」です。
 メインヒロインにして入退院のエキスパート。
 そしてもっともネタバレせずに書くのが難しいヒロイン。(泣)
 日頃から「大切なものは作らない」といっていた星が、少しずつ変わっていく描写は必見です。
 映画が大好きなので、彼女とデートすると映画館のハシゴを迫られます。耐えろ。

川越小枝子(かわこし さえこ)

 ツンデレからデレを抜いたヒロイン。これぞ小枝子様の真骨頂!
 まーとかく言動がキッツいです。いやほんと理不尽です。慣れるまで「うわーんこいつ攻略したくなーい」とか思うかもしれませんが、そこは我慢の子。さすれば新しい世界が拓けてくるヨ!
 おまけシナリオによって意外にM気質なのが判明してからは、途端に可愛く思えるから謎だ。
 どのヒロインとくっつこうが、必ず「亘は私のモノなんだから、それさえ理解してればいいわ」と言い張るあたり、ヤンデレの素質十分です。ぐふ。

沖奈小雪(おきな こるん)

 「こゆき」ではありません「こるん」です。スイカがあればいつも幸せ☆
 毎朝布団に忍び込んでくる痴女……もというっかりさん。おしりが可愛い。しかしぷりけつにイタズラすると必ず他のキャラに発見されます。ちくしょう。
 見た目に反してものごっつお勉強ができる子ですが、極度の上がり症なので失敗も多いです。だがそこがいい。
 ぺった胸な「貧乳属性持ちホイホイ」少女ですが、実は将来ヒロイン中もっとも巨乳に育つという恐るべき貧乳好きの敵。いやほんとスゴイです。スゴイんです。

八香月千鶴(はちかづきちづる)

 頑固な祖母を説得するため、巫女の修行に勤しむ巨乳ちゃん。しかしどう見ても祖母の方が年下に見えます。ロリババア恐るべし。
 彼女が食事当番の折は皆が怯えます。まさに恐怖の権化!
 彼女が水垢離を行う際は主人公が怯えます。まさに地獄の使者!
 いえ実際はほんわかお姉さんなんですが、実力が性格に追いついてないのが恐ろしい。なのにその性格ゆえに誰もツッコめないのが不憫すぎる。

花咲卵里(はなさき うり )

 不思議時空で出会った眼帯少女。スレンダーなのに巨乳なんて反則だわっ! と世の女性から呪われてます。呪い方知りませんが。
 なぜか風呂場接近遭遇イベント起こしたり、トイレの鍵閉め忘れイベント起こしたりと、エロスなイベントが目白押しなのでオジさんこみ上げてきそう。けしからんです。破廉恥です。
 ポチ(ポチョムキン)の飼い主なので、こっちがけしからんイベントを起こすと容赦なく「ポチさん、ご馳走(主人公のこと)です」とけしかけてくる悪魔の化身。
 しかしデレたときが反則級に可愛いので許す。

まとめ

 ……いつにも増してわかりづらいレビューで申し訳ないですが、極力ネタバレを避けたらこうなったので許されて。
 めたくそ文章が上手いとか、構成が秀逸とかいうわけではありませんが、丁寧に書かれた描写がじわじわと心にしみる良作。
 演出面はさすがSkyFishというべき感じで、今回もグリグリ動きますよ。そいえばポチさんの噛みつきシーンがアニメになってて何気に笑えます。てかなんでそこに力入れるのっ!?
 原画が5人、シナリオに4人という大所帯で作ってたみたいですが、各シナリオ間の整合性も破綻しておらず、キャラに違和感などもほとんどなかったので、プレイしてる限りは気にならないと思います。
 しんみりとしたストーリーや、主人公の心の成長などを味わいたい方にはオススメです。

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