液晶タブレットの作り方
液晶タブレットが欲しいのです。てゆーか Cintiq が欲しい。
先日Twitterでそんなお話してたのですよ。
いままで何度も「いっそ買っちゃおうかな?」とも思ったんですが、その度に「でも……元とるのに何年かかるかなあ」と二の足踏んでしまう優柔不断な私。
プロなら絶対に買って損はしないCintiq。
アマチュアには高価すぎるツールCintiq。
でも欲しい。今すぐ注文してしまいたいっ!
あああだけど毎回在庫の置き場に悩んでる零細サークルにはっ!
そんなこんなで葛藤してるうちに我慢できなくなったので……。

作ってしまった。
愛用の Intuos3 (PTZ-631W) にLCDパネル乗っけて液晶タブレット化。
めちゃくちゃかっこ悪い上に無理矢理感は否めませんが、やはり画面に直接描けるのは楽しいです。
こんなですがジタリング (カーソルのビビリ) もほとんどなく、ちゃんと描けますきゃっほう!
いざ液晶がぶち壊れても、ひっぺがすだけで普通のタブレットに戻るので安心です。
まあ……Cintiq買うまでのつなぎと思えば使えなくもない、というレベルですけどね。
か、かっこ悪くたっていいもん! 使って真実!
こんなん真似しようという奇特な方はいないでしょうが、「とりあえず画面に描きたい」という場合は、以下にメモ書いときますのでご参考にどぞ。
いやま、説明するまでもなく見りゃわかると思いますけどね。
用意するもの
- タブレット
- 液晶モニタ (タブレットの入力エリアに合いそうなもの。多少小さくてもオゲ)
- アクリル板 (筆圧低めの人なら2mm、高い人なら3mm厚くらいがいいかも)
- テープ、または接着剤 (後で剥がすこと考えると、マスキングテープで十分)
- 梱包材 (プチプチとか絶縁体ならなんでもいいです)
- 覚悟 (壊れたらその場でCintiq注文するくらいの勢いでやりましょう)
こんだけ。背後でゴン太くんがぼひぼひ言いそうな工作。
大きなタブレット使ってる人なら中古の15インチモニタとか使えてお得ですが、小さい場合はモニタの選択に悩みます。
私のIntuosは入力エリアが12インチなので、サイズの合うモニタ探すだけでも一苦労。
幸いTGIC製の「TGIC-120R」という12.1インチの液晶モニタが安かったので、これをバラして使うことにしました。
発色は若干暗めですが、タブレットに使うならこれくらいの方がいいと思います。
気になるお値段は、タブレットとモニタさえあれば2,000円くらい。ワオお得!
買ったばかりのモニタをバラすこの恐怖!
えー当然のことですが、モニタのネジ外した段階で保証は一切きかなくなります。
バラす前には入念に初期不良チェックを行いましょう。今ならまだ間に合います。
動作チェックが終わったら、いよいよ分解に入ります。もう後には引けません。
フタを開けたらモニタパネルと制御基板、ケーブルなどの一切合切を引っぱり出します。
この作業が一番おっかないです。くれぐれも力入れすぎて「ベキッ!」としたりしないように。
ケース、ネジ類などの余った部品は大切に保管してください。そうすればCintiq買った後もモニタとして使えます。使えるモノは最後まで使い倒しましょう。
バラし終えたら液晶パネルの裏側を見てください。
ほとんどの液晶は、裏側に制御基板が折り込まれてると思います。
制御基板が液晶の外側にあるなら何もしなくて大丈夫ですが、小型化のため内側に折り込まれてる場合は、基板を液晶の外側へ折り曲げる必要があります。
どうしても折り曲げられないというときは、基板のエリアは使えないという覚悟をもって望んでください。
なんせペンを有線にでもしない限り、高確率で基板がタブレットの電波吸い取っちゃうので。
でっきるっかな?
制御基板を外側に向けたらテストしてみましょう。
その前に、一緒にひっぺがしたインバータやら制御基板やらを梱包材で絶縁します。プチプチなどを巻いて、テープでグルグル巻きにしときましょう。
特にバックライトのインバータは危険です。DC12VからAC数百Vを叩き出す恐怖の権化。
ぶっちゃけ私はテスト中に絶縁し忘れて、一瞬で自分の肉が焼け焦げる臭いを嗅ぎました。くさいなあもう。
さて、では今度こそテスト。
タブレットの上に液晶パネルを置いて、その上でペンを軽く動かしてみます。
液晶との相性にもよりますが、数ドットのジタリングが発生するようなら、液晶の上下を逆にしたりインバータをタブレットの裏に貼り付けたりしてみましょう。
特にVGAやDVI入力の変換基板はコイルなどで電磁波が強く、タブレットの信号にノイズが入りやすくなります。
Intuos本体の裏側は電磁シールドされているので、裏へ配置できるものは裏へ、できない場合は絶縁体を挟んで銅やアルミ箔などでシールドしてみてください。
1ドット程度のジタリングであれば、コミスタやSAIの手ぶれ補正値を2倍くらいに上げて対処してもいいでしょう。
調整が済んだら、マスキングテープや接着剤で液晶を固定します。
最後に液晶の保護のため、液晶と同サイズに切ったアクリル板を貼り付けてください。
液晶保護シートごときでは、我らがタブレットペンを阻むことなどできないのです。
最後に
正直、コレ読んで作ったら液晶壊れた、とか、電源から火ィ吹いたどうしてくれる、とか言われたらヤなのでブログに書こうかどうか悩みましたが、自分がやってみておもろかったものは人に薦めたくてしかたない性分なので許されて。
あくまで自己責任でゴー。
あえて注意を促すなら、「使ってないときは必ず電源引っこ抜け」くらいでしょうか。
今回、私自身が「Cintiq買うまで、てゆーか冬コミの原稿終わるまで持てばいい」って考えなので、それほど長持ちするようにはしてません。
本格的に運用を考えている場合はアクリルやプラスチックでケースを作れば、絶縁の心配もなく安心して使えるようになると思います。
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- おいでませCintiq - 2010年10月27日 (水)
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すごい!
欲しい
> まきさん
ご訪問ありがとです~!
できるかなレベルの工作でできますのでレッツトラーイ!
ただし本っっ当に絶縁にだけはお気をつけくだされ。