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FreeBSD 8.1 のインストール

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FreeBSD 8.1 のインストール

 今回のサーバ移行を行ってて気付いたんですが、FreeBSD 関連の設定手順とか見事にド忘れしてました。
 そらまあ、前回インストールしたのなんて5年以上前なわけでして、ろくすっぽメモも取ってなかったら忘れますわな。
 てなわけで今回の新サーバ構築を機に、自身のリスタディを兼ねてサーバ設定の備忘録を残すことにしました。

 さて、まずはサーバOSのインストールをしないと始まりませんので、最初は FreeBSD のインストール手順から。
 せっかくですのでコレ書いてる時点での最新版、FreeBSD 8.1-RELEASE をインストールしてみまひょ。

FreeBSD 8.1 をゲットしよう

 インストール……の前に、インストールディスクを入手せねばなりません。
 私はBSD派なんで今回もFreeBSDをインストールしてますが、Linux好きな方はむろんそちらでもオゲ。
 てゆーか仕事ではLinuxかHP-UXかSolarisばっかなんですが。それ以前に職場でBSD使ってる人見たことナイんですが。

ディスクイメージのダウンロード

 FreeBSD公式サイト (http://www.freebsd.org/ja/) の「FreeBSDを入手する」から、サーバPCのCPUに応じたバージョンのISOディスクイメージをダウンロードします。
 今回のCPUはAMD64対応の Atom 330 なので、amd64版のディスクイメージ (ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ISO-IMAGES-amd64/8.1/FreeBSD-8.1-RELEASE-amd64-disc1.iso) を取得しました。
 32ビットCPUの方は i386 版をダウンロードしてください。

ディスクイメージをCD-Rに焼く

 そのまんまです。最近のライティングソフトは大抵ISOファイルに対応してますので、特別な設定とかは必要ないでしょう。

ドキッ☆英語だらけのインストール! でもポロリはないヨ!

 インストールディスクができたので、いよいよインストール作業の開始です。

インストールディスクから起動

 サーバPCのCD-ROMドライブに先ほどのCD-Rメディアを挿入し、再起動します。
 すると以下のようなブートメニューが表示されますので、そのまま10秒間放っておくか、「1. Boot FreeBSD [default]」を選択。

               Welcome to FreeBSD!

1. Boot FreeBSD [default]
2. Boot FreeBSD with ACPI disabled
3. Boot FreeBSD in Safe Mode
4. Boot FreeBSD in single user mode
5. Boot FreeBSD with verbose logging
6. Escape to loader prompt
7. Reboot

           Select option, [Enter] for default
           or [Space] to pause timer

 ブートメニューが表示されない場合は、PC起動時のBIOSメニューでCD-ROMドライブの起動優先順位をHDDよりも高く設定してください。

国、リージョン、グループの設定

 Country Selection メニューが表示されます。デフォルトはメリケン。
 「↑」キーか「Page Up」キーでずずーっと上にスクロールして、「Japan」を選択します。

キーボードの設定

 System Console Keymap メニューが表示されます。PCに接続されているキーボードを選択してください。
 ほとんどの人は日本語106キーでしょうから、「Japanese 106」を選択すればいいと思います。

システムインストールメニュー

 上記の設定を終えると、 sysinstall Main Menu が表示されます。

Welcome to the FreeBSD installation and configuration tool,  Please
select one of the options below by using the arrow keys or typing the
first character of the option name you're interested in.  Invoke an
option with [SPACE] or [ENTER]. To exit, use [TAB] to move to Exit.

 Usage        Quick start - How to use this menu system
Standard      Begin a standerd installation (recommended)
Express       Begin a quick installation (for the impatient)
 Custom       Begin a custom installation (for experts)
Configure     Do post-install configuration of FreeBSD
Doc           Installation instructions, READEME, etc.
Keymap        Select keyboard type
Options       View/Set various installation options
Fixit         Repair mode with CDROM/DVD/floppy or start shell
Upgrade       Upgrade an existing system
Load Config.. Load default install configuration
Index         Glossary of function

                 [  Select  ]       X Exit Install

 上から4つめの「Custom」を選択します。
 すると以下のようなカスタムインストールメニューがずらずら出てきます。

X Exit           Exit this menu (returning to previous)
2 Options        View/Set various installation options
3 Partition      Allocate disk space for FreeBSD
4 Label          Label allocated disk partitions
5 Distributions  Select distribution(s) to extract
6 Media          Choose the installation media type
7 Commit         Perform any pending Patition/Label/Extract actions

 上から超簡単に説明すると、

  1. インストールの終了 (インストール作業が終了したら選択します)
  2. オプション設定 (今回はデフォルトのままなので未使用)
  3. FreeBSDで使うパーティション (ディスク領域) の確保
  4. パーティションをディレクトリ単位に切り分け (論理パーティション)
  5. インストール構成の選択
  6. インストールメディアの選択
  7. インストール実行

 となります。

Partition (物理パーティション) の設定

 カスタムインストールメニューの「3 Partition」を選ぶと、FDISK Partition Editor が起動します。
 HDDの構成によっては「HDDのジオメトリ情報を保持するか?」と聞かれることがありますので、その場合は「Yes」を選択します。
 今回はHDD全体を FreeBSD の領域として扱うので、以前のパーティションはすべて削除します。
 カーソルキーで領域を選択後、「D」キーでパーティションの削除ができます。

 HDDに空き領域ができたら、「A」キー押下でパーティションが作成されます。
 パーティションを作成し終えたら、「Q」キーで FDISK Partition Editor を終了しましょう。
 このとき、以下のようなブートマネージャー選択画面が表示されます。

Standard  Install a standard MBR (non-interactive boot manager)
BootMgr   Install the FreeBSD Boot Manager
None      Do not install a boot manager

 今回のようにHDD全体を FreeBSD パーティションとして使う場合は「Standard」、複数のパーティションから起動できるようにする場合は「BootMgr」を選択します。
 ブートマネージャーの選択が完了すると、カスタムインストールメニューに戻ります。

Label (論理パーティション) の設定

 物理パーティションは作成しましたが、このままではインストールできません。
 FreeBSD のファイルシステムが利用できるように、ディレクトリ単位のラベル (論理パーティション) を作成する必要があります。

 カスタムインストールメニューの「4 Label」を選択すると、FreeBSD Disklabel Editor が起動します。
 「C」キーでラベル作成、「D」キーで削除、「Q」キーで終了します。「A」キーで自動生成してもいいんですが、一昔前ならいざ知らず現在のシステムでは「/usr」ディレクトリが狭すぎるので、手動で作成することにします。

 とりあえず、うちの構成は以下の通り。無駄の多い設定だなあ。

 /prj は私が勝手に付けた名前ですが、他のディレクトリはシステム側で必須のディレクトリです。
 ここにない名前のディレクトリは、すべてルート (/) ラベル以下に配置されますので、本当はもっと細かく設定した方がいいんですけどね。
 (/tmp はしょっちゅう書き換わるので分けた方がいい、/var なんて数GB あれば十分)

 作り終えたら「Q」キーでカスタムインストールメニューに戻りましょう。

インストール構成の選択

 カスタムインストールメニューの「5 Distributions」では、インストールするファイルを選択することができます。
 ディスクに余裕があるなら「All」、サーバ用途なら「Developer」か「Kern-Developer」を選ぶといいでしょう。

<<< X Exit               Exit this menu (returning to previous)
    All                  All system sources and binaries
    Reset                Reset selected distribution list to nothing
[ ] 4 Developer          Full sources, binaries and doc but no games
[ ] 5 Kern-Developer     Full binaries and doc, kernel sources only
[ ] 6 User               Average user - binaries and doc only
[ ] A Minimal            The smallest configuration possible
> > B Custom             Specify your own distribution set

 選択後に「Exit」を選ぶと「ports システムをインストールする?」と聞かれるので、「Yes」と答えておきましょう。後で必要になります。

メディアの選択

 カスタムインストールメニューの「6 Media」を選ぶと、インストールメディアの選択画面に移ります。
 ネットワークの設定が完了していればFTPなどでインストールできますが、今はまだ何も設定していないので、「CD/DVD」を選択してください。

インストール

 カスタムインストールメニューの「7 Commit」を選択すると、「ホンマにインストールしてええのか? ええのんか?」と聞かれるので、「Yes」と答えてください。
 インストールには数分かかります。お茶でも飲んで待ってましょ。
 インストールが終わると、「最後に環境設定するかや?」と聞かれるので、「Yes」を選択します。

root ユーザーのパスワード設定

 この時点で root のパスワードは設定されていません。
 これではあまりに危険なので、メニューから「Root Password」を選択し、パスワードを入力します。

タイムゾーンの設定

 システム時刻を日本時間に設定します。
 メニューから「TIme Zone」→「Asia」→「Japan」の順に設定します。

システムの再起動

 「X」キーを数回押すと sysinstall Main Menu に戻ります。
 ここで「Exit Install」を選択すればOSのインストールが完了し、再起動が行われます。
 インストールCDが排出されるので、取り出してから「OK」を選択しましょう。

 さて、これでインストールは完了しましたが、ネットワークアドレスやその他の設定は空のままです。
 ……いやま、最初に sysinstall Main Menu で「Standard」を選択すれば、ネットワークやユーザーの設定まで終わるんですけどね。
 実は私、なんでもかんでも自力で設定しないと気が済まないタチなのよ。
 というわけで、次回はネットワークの設定を行います。ええ手動でっ!

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